素晴らしいの一言なのです。いきなり何が素晴らしいかというと、岡山にある大原美術館がクラウドファンディングに成功していることです。1704名の方から、23,155,000円という資金を獲得しました。
https://readyfor.jp/projects/ohara/announcements
その中身も素晴らしく、一番お高い100万円のコースが
- お礼のメール
- 寄付証明証
- ホームページにお名前掲載(ご希望の方のみ)
- 入館ご招待券 1枚
- 本館1室(西洋絵画、児島虎次郎《和服を着たベルギーの少女》) のVR鑑賞体験
- 本館5室(児島虎次郎作品) のVR鑑賞体験
- 本館4室(日本近代洋画) のVR鑑賞体験
- ミュージアムショップオリジナルグッズセット(30万円のコースと同じ内容です)
- 特別版イブニングツアーご招待
どうでしょう。余計なというか、既存のサービスを上手に組み合わせて作られていて、経営という観点でもGoodな内容です。しかも、このコース、お一人、申込者がいらっしゃるんですよね。
クラウドファンディングは、玉石混交な感じはするので、良いものばかりではありませんが、今回のようなしっかりとした美術館が、その価値を持続させるために、広くクラウドファンディングで資金獲得を募るというのは、今後のスタンダードになるのではないでしょうか。
未来の美術館にもつながるかもしれない、今回のアクション。さらに期待したいですね。