私たちは、超高齢社会という社会課題に取り組む会社なのですけれども、実は超高齢社会そのものが社会課題であるわけではありません。単に超高齢社会なのですから。では、なにが社会課題なのかというと、核家族化の影響で、シニアの独居が全国に発生し、結果として孤独死などが多数発生していることにあります。さまざまなシンクタンクや、調査会社で、孤独死に関連した経済損失が発表されていますが、どちらの調査でも極めて大きな数字が叫ばれています。
独居に関わる言葉で、「孤食」という言葉もあります。字の通り一人で食事を取ることですけれども、孤食もまた社会課題の1つと考えられています。
青森県では、孤食対策の一環として、「みんなの食堂」というモデルを提唱、実証事業者を選定、発表しています。
令和2年度「みんなの食堂」運営モデル実証業務の受託事業者を選定しました。https://www.pref.aomori.lg.jp/life/shoku/minnanoshokudo2.html
いわゆる業務委託ではありますが、5つの事業者様です。
- 東地区ちいきの絆食堂(弘前市)
- 東地区ちいきの絆食堂の開催、学習支援の実施等
- 弘前市食生活改善推進員会(弘前市)
- みんなの食堂の開催、ミニ食育講話の実施等
- 青森市立沖館小学校教育振興会(青森市)
- みんなの食堂の開催、農業体験の実施等
- 特定非営利活動法人SEEDS NETWORK(青森市)
- みんなの食堂の開催、食育講座の実施等
- 社会福祉法人千年会(弘前市)
- みんなの食堂の開催、食育講座の実施等
シニアのみならず子供向けの子ども食堂なども全国で広まりつつあります。シニアと子供、地域をささえる様々な人たちが、つながり、新しい未来を作れる、良い活動ですね。