トマトは就農して間もない方からベテランまで多くの方が栽培にチャレンジする野菜です。栽培されている地域も広く、様々なトマトがブランドとして販売されています。
そのなかでも、北九州市の「若松水切りトマト」は、数年前から地元の方が行列をするほど人気のトマトです。
若松水切りトマトは、みずきり、の名前通り、与える水の量を制限して栽培し、糖度を9度以上にしたものです。トマトのサイズは小さめですが、皮が厚く食感を重視したトマトです。
若松水切りトマト同様、水分を限界ぎりぎりまでしぼる栽培方法は、全国にも広まっており、フルーツトマトとも言われています。
ちなみに、このような栽培方法については、すでに論文にもされており、糖度という観点ではほぼ間違いがありません。
https://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/nousi/kenpou/kp_036/kp_036_02.pdf
若松水切りトマトの歴史はすでに30年にもなりますので、他の地域よりも、古くからあったと思われます。夏の暑い時期に、冷たいトマト、最高ですよね。