新潟県では、昨年度までも「大学生の力を活かした集落活性化事業(集落・大学協働型)」を実施していました。少子高齢化の中で、大学生の力が過疎に直面した地域の大きな原動力になる素晴らしい事業でした。こちらの事業が、少し名前を変えて今年度も実施されています。
令和2年度は、「大学等と連携した地域活性化事業」という名称になっています。大学のゼミ・研究室単位で自治体や地域の方々とコラボレーションをする事業になっています。この事業、素晴らしいには、2年継続であること。地域活性化は、数ヶ月の短期間で結果はでるものではありませんし、またゼミや研究室など、研究として考えても、最低2年は欲しいところだからです。
当初4月に募集されていましたが、昨今の新型コロナウイルスの影響をうけ、7月31日まで締切となっています。
もっともこちらの事業、大学や大学生からアクションができるのではなく、まず地域、集落からの申請が必要になっています。地域が要望を書いた申請を出し、それが採択され、解決したい課題が公開され、大学とのマッチングが行われる、そんな手順となるようです。
マッチングまでは、なかなかハードルが高いですが、地域と大学で良い関係性が構築できると、なんと、特例的として3年目の申請ができるそうです。
このような大学と地域とのマッチングを県が主導して行うというのは、ありがたいですね。くわしくは「新潟県地域政策課ホームページ」を御確認ください。