40年くらい前の子供たちが夏に飼う虫、といえば、カブトムシ、クワガタ、そして、カミキリムシでした。大きなカミキリムシは、なかなか力強く立派で、カブトムシの雄にも負けないくらいの印象でした。
そんなカミキリムシに、外来種がいることをご存じでしょうか。それが、クビアカツヤカミキリです。中国やベトナムが原産の外来種で、日本には既に定着してしまっているようです。
今回、埼玉県では、クビアカツヤカミキリの大規模な調査の協力を広く募っており、その名も「クビアカウォッチャーズ」だそうです。
https://www.pref.saitama.lg.jp/cess/center/kubiaka.html


クビアカツヤカミキリは、桜や目などの樹木に寄生するようで、中を食い荒らしてしまうそうです。特にソメイヨシノは、あまり強くないこともあいまって、被害が大きいとのことでした。
実物を見るとなかなかごつい虫に見えますが、昔を思い出して、探してみるといいかもしれませんね。